XFS

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XFS ファイルシステムは、高性能なジャーナリングファイルシステムです。Linux での使用のために ACL (POSIX) に対応しています。

XFS は信頼性の面で特に確固たる評判を受けており、由緒ある xfstests Linux カーネルテストスイートの作成につながり、これは現在では各種ファイルシステムの回帰テストを行っています。

インストール

カーネル

カーネル XFSサポートを有効にする(CONFIG_XFS_FS:
File systems  --->
   <*> XFS filesystem support

オプション:

カーネル オプションのXFSの機能を有効にする
File systems  --->
   [*]   XFS Quota support
   [*]   XFS POSIX ACL support
   [*]   XFS Realtime subvolume support
   [ ]   XFS Verbose Warnings
   [ ]   XFS Debugging support

Emerge

XFSのユーザスペースユーティリティを使うにはsys-fs/xfsprogsパッケージが必要です:

root #emerge --ask sys-fs/xfsprogs

使い方

mount コマンドで XFS ファイルシステムをマウントします。

xfsprogs の mkfs.xfs を使用して XFS ファイルシステムを作成します:

root #mkfs.xfs -L 'label'

ラベルは省略可能です。RAID として使用したり、テラバイト級のドライブを使用したり、あるいは HDD のためのジャーナリングを分離した SSD 上で行うなどの場合、作成時のさらなるチューニングに興味があるかもしれません。

XFS は /etc/fstab での SSD discard に対応しています。

メンテナンス

2038 年以降のタイムスタンプサポート (bigtime)

古いパーティション (<xfsprogs-5.15 で作成されたもの) は、デフォルトでは bigtime が有効化されていないでしょう。そのようなパーティションをマウントすると、以下のような警告になります:

root #dmesg
...
[    4.036258] xfs filesystem being mounted at /home supports timestamps until 2038 (0x7fffffff)
...

xfsprogs の現在のバージョンをチェックするためには、mkfs.xfs -V を実行してください。最新の Gentoo システムではこれを行う必要はありませんが、古いユーザランドを持つ他のディストリビューションのインストールメディアを使用している場合は、必要になる場合があります。

bigtime コードのサポートは xfsprogs 5.15 でデフォルトで有効化されましたので、新しいバージョンでは手動設定は必要ありません。

カーネル 5.10 より、XFS には bigtime サポートが入り、V5 オンディスクフォーマットで記録される最大のタイムスタンプは 2038 年から 2486 年へと拡張されました。[1]

古いファイルシステムを bigtime にアップグレードするためには、まずファイルシステムをクリーンにアンマウントしてください。アンマウントが完全にクリーンでないと、アップグレードの実行は拒否されるでしょう。

そして、以下を実行してください:

root #xfs_admin -O bigtime=1 /dev/sda1

/dev/sda1 はデバイスパスで置き換えてください。

メモ
ルートマウントで XFS が使用されている場合、メタデータのアップグレードを実行するために必要なツールを備えた、initramfs またはその他の live 環境が必要になるでしょう。

Dracut initramfs を使用してアップグレードを実行する

まず、Dracut を使って、アップグレードを実行するための追加のファイルを initramfs 内に含める必要があります。これは --install オプションを使用するか、設定ファイル内で install_items オプションを使用するかの、いずれかによって達成できます。

root #dracut --install "/usr/sbin/xfs_admin /usr/bin/expr" ...

次に、カーネルコマンドラインオプションを rd.break=pre-mount を含むように変更して、ルートファイルシステムをマウントする直前に initramfs を停止させてください。これは一時的に実行され、アップグレード後の再起動時に削除されるようにしてください。

削除

次の実行時に削除するようスケジューリングするには、次のコマンドを実行してください:

root #emerge --ask --depclean --verbose sys-fs/xfsprogs

関連項目

  • Deduplication — uses the clone mechanism of a copy-on-write or CoW capable filesystem, a feature that allows to share data of copied but identical files
  • FAT — 当初は MS-DOS (および後の NT 以前の Microsoft Windows) で使用するために作られたファイルシステム
  • Ext4 — オープンソースのディスクファイルシステムで、extended filesystem シリーズの最新バージョンです。
  • Btrfs — 耐障害性、自己修復特性、管理のしやすさに焦点を当てつつ、先進的な機能を実装することも主眼としている、Linux 向けのコピーオンライト (CoW) ファイルシステムです。

参照