ハンドブック:PPC64/インストール/メディア

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ハードウェア要件

始める前に、ppc64の機械に首尾よくGentooをインストールするために必要なハードウェアの条件を示します。


CPU PowerPC64 CPU
システム IBM RS/6000s, Power Macintosh G5, IBM pSeries または IBM iSeries
メモリー 64 MB
ディスク領域 1.5 GB (スワップ領域を除く)
スワップ領域 少なくとも 256 MB

サポートされているシステムの全リストは、 http://penguinppc.org/about/intro.php#hardware にあります。


Gentoo Linux インストールメディア

MinimalインストールCD

Note
2018年8月23日現在、公式 Minimal CD は UEFI モードで起動できます。古いバージョンは BIOS (MBR) モードでのみ起動します。UEFI ブート可能なシステムを構築しようとしている読者は最新の ISO をダウンロードする必要があります。

Gentoo MinimalインストールCDは、独立したGentoo環境を含むブート可能イメージです。このCDを使うとLinuxをCDやその他のインストールメディアから起動することができます。起動時、接続されたハードウェアが検出されて適切なドライバが読み込まれます。 このイメージは、Gentooの開発者によってメンテナンスされるもので、インターネット接続さえできれば誰でもGentooをインストールできるようにします。

MinimalインストールCDは、install-ppc64-minimal-<release>.isoと呼ばれます。

必要なときに使うGentoo LiveDVD

必要な場合に使う、Gentooをインストール用の特別なDVDがGentoo Tenプロジェクトによって作成されています。この章以降で説明する方法は、MinimalインストールCDをターゲットにしているので、少々の差異があるかもしれません。しかしLiveDVD (または他の起動可能なLinux環境) は、ターミナル上で単純にsudo su -またはsudo -iを実行するだけで、rootプロンプトの取得を行えます。

Stage とは?

stage3 tarballは最小限のGentoo環境を含んだアーカイブで、このマニュアルに従ってインストールを進めるのに適しています。以前は、Gentooハンドブックでは3つのstage tarballから1つを選ぶインストール方法を説明していました。現在でもstage1とstage2 tarballを提供していますが、公式なインストール手順ではstage3 tarballを使用します。もしstage1またはstage2 tarballからインストールしたいのであれば、Gentoo FAQ内のGentooをstage1やstage2のアーカイブからインストールするには?を読んでください。

stage3 tarballは、公式Gentooミラーのいずれか のreleases/ppc64/autobuilds/からダウンロードできます。stageファイルは頻繁に更新され、インストールイメージの中には含まれていません。

ダウンロード

メディアの入手

Gentoo Linuxが使う既定のインストールメディアは、MinimalインストールCDで、とても小さいブータブルGentoo Linux環境を格納しています。この環境はGentooをインストールするために最適なツールをすべて含んでいます。このCDのイメージは、ダウンロードページから(推奨)か、たくさんの利用可能なミラーのいずれかを自分で選び、そのミラー上でISOが置いてある場所を訪れることで、ダウンロードできます。

ミラーからダウンロードするなら、以下の場所でMinimalインストールCDを見つけられます:

  1. releases/ディレクトリに行く。
  2. 関連するターゲットアーキテクチャのディレクトリ(例えばppc64/)を選択する。
  3. autobuilds/ディレクトリを選択する。
  4. amd64x86アーキテクチャでは、それぞれcurrent-install-amd64-minimal/ or current-install-x86-minimal/のどちらかを選択する。他のすべてのアーキテクチャでは、current-iso/ディレクトリへ進む。
Note
armmipss390のような一部のターゲットアーキテクチャには、MinimalインストールCDがありません。現時点では、Gentoo Release Engineering projectはこれらのターゲット向けの.isoファイルの作成をサポートしていません。

この場所の中では、インストールメディアファイルは.isoという接尾辞 (拡張子) を持ちます。例えば、以下の一覧を見てみてください。

CODE releases/ppc64/autobuilds/current-iso/におけるダウンロード可能なファイルの一覧の例
[DIR] hardened/                                          05-Dec-2014 01:42    -   
[   ] install-ppc64-minimal-20141204.iso                 04-Dec-2014 21:04  208M  
[   ] install-ppc64-minimal-20141204.iso.CONTENTS        04-Dec-2014 21:04  3.0K  
[   ] install-ppc64-minimal-20141204.iso.DIGESTS         04-Dec-2014 21:04  740   
[TXT] install-ppc64-minimal-20141204.iso.DIGESTS.asc     05-Dec-2014 01:42  1.6K  
[   ] stage3-ppc64-20141204.tar.bz2                      04-Dec-2014 21:04  198M  
[   ] stage3-ppc64-20141204.tar.bz2.CONTENTS             04-Dec-2014 21:04  4.6M  
[   ] stage3-ppc64-20141204.tar.bz2.DIGESTS              04-Dec-2014 21:04  720   
[TXT] stage3-ppc64-20141204.tar.bz2.DIGESTS.asc          05-Dec-2014 01:42  1.5K

上記の例では、install-ppc64-minimal-20141204.isoというファイルがMinimalインストールCDそのものです。 しかし見て分かりますが、他の関係ファイルも存在しています:

  • .CONTENTSファイルは、インストールメディアで利用可能な全てのファイルの一覧を含むテキストファイルです。このファイルは、インストールメディアをダウンロードする前に、特定のファームウェアまたはドライバが含まれているかどうか調べるために使えます。
  • .DIGESTSファイルは、様々なハッシュ形式とアルゴリズムで計算したISOファイルのハッシュ値を含んでいます。このファイルは、ダウンロードしたISOファイルが破損しているか否かを調べるために使われます。
  • .DIGESTS.ascファイルは、(.DIGESTSのような) ISOファイルのハッシュ値だけではなく、ファイルのデジタル署名を含みます。これは両方ともダウンロードしたファイルが破損しているか否かを調べるために使われますが、同様にダウンロードしたものがGentooリリースエンジニアリングチームによって実際に提供されたものであり、改竄されていないかを調べるためにも用います。

今のところ、この場所で利用可能な他のファイルは無視してください。インストールがもっと進んだ後に再登場しますので。.isoファイルをダウンロードし、もしダウンロードの検証が必要であれば、.isoファイル用の.DIGESTS.ascファイルも同じようにダウンロードします。 .CONTENTSファイルはダウンロードする必要はありません。これからのインストール手順ではもう参照しないからです。.DIGESTSファイルと.DIGESTS.ascは、後者が署名されていることを除いて、同じ情報が含まれています。

ダウンロードしたファイルを検証する

注意
これは任意自由選択なステップで、Gentoo Linuxをインストールするために必須なものではありません。しかしながら、ダウンロードしたファイルが破損していないことを確かめ、Gentooインフラストラクチャ チームから実際に提供されていることを保証するため、推奨されます。

.DIGESTS.DIGESTS.ascファイルを通じ、ISOファイルの妥当性は、適切なツール群を用いて確認できます。この検証は通常、2つのステップで行われます。

  1. まず、デジタル署名を検証します。これは、インストール·ファイルがGentooリリースエンジニアリングチームによって提供されていることを確認するためです。
  2. デジタル署名が正しければ、ダウンロードされたファイル自体が破損していないかを確かめるため、チェックサムを検証します。

Microsoft Windows上での検証

Microsoft Windowsシステムでは、チェックサムとデジタル署名を検証するための適切なツール群が普通にある見込みはまずありません。

まずデジタル署名を検証するには、例えばGPG4Winのようなツールを利用できます。インストール後、Gentooリリースエンジニアリングチームの公開鍵をインポートする必要があります。鍵の一覧は署名のページで提供されています。インポート後、ユーザは.DIGESTS.ascファイルの署名を検証できるようになります。

重要
これは.DIGESTSファイルが正しいことを検証しません。.DIGESTS.ascが正しいことだけを検証します。このことはまた、チェックサムが.DIGESTS.ascファイルに含まれる値を用いて検証されるべきであることを意味します。そのため、上記の手順では.DIGESTS.ascファイルのみダウンロードするようになっています。

チェックサム自体は、Hashcalcアプリケーションを使って検証できますが、多数の代替も同様に存在します。ほとんどの場合、これらのツールはユーザに対して計算されたチェックサムを表示しますので、ユーザはこのチェックサムを.DIGESTS.ascファイルの中にある値で検証する必要があります。

Linux上での検証

Linuxシステムでは、デジタル署名を検証する最も一般的な方法はapp-crypt/gnupgソフトウェアを使うことです。このパッケージがインストールされていると、.DIGESTS.ascファイルのデジタル署名を検証するために以下のコマンドが使えます。

まず、適切な鍵を利用できるようにするため、署名のページよりダウンロードします:

user $gpg --keyserver hkps://hkps.pool.sks-keyservers.net --recv-keys 0xBB572E0E2D182910
gpg: requesting key 0xBB572E0E2D182910 from hkp server pool.sks-keyservers.net
gpg: key 0xBB572E0E2D182910: "Gentoo Linux Release Engineering (Automated Weekly Release Key) <releng@gentoo.org>" 1 new signature
gpg: 3 marginal(s) needed, 1 complete(s) needed, classic trust model
gpg: depth: 0  valid:   3  signed:  20  trust: 0-, 0q, 0n, 0m, 0f, 3u
gpg: depth: 1  valid:  20  signed:  12  trust: 9-, 0q, 0n, 9m, 2f, 0u
gpg: next trustdb check due at 2018-09-15
gpg: Total number processed: 1
gpg:         new signatures: 1

次に.DIGESTS.ascファイルのデジタル署名を検証します:

user $gpg --verify install-ppc64-minimal-20141204.iso.DIGESTS.asc
gpg: Signature made Fri 05 Dec 2014 02:42:44 AM CET
gpg:                using RSA key 0xBB572E0E2D182910
gpg: Good signature from "Gentoo Linux Release Engineering (Automated Weekly Release Key) <releng@gentoo.org>" [unknown]
gpg: WARNING: This key is not certified with a trusted signature!
gpg:          There is no indication that the signature belongs to the owner.
Primary key fingerprint: 13EB BDBE DE7A 1277 5DFD  B1BA BB57 2E0E 2D18 2910

すべてが確実であることを完全に確かめるために、表示された指紋がGentooの署名のページ上にある指紋かどうかを調べます。

デジタル署名が検証されれば、次にチェックサムを確認します。これは、ダウンロードしたISOファイルが破損していないことを確認するためです。 .DIGESTS.ascファイルには、複数のハッシュアルゴリズムが含まれています。そのため、適切なものを検証するための1つの方法としては、.DIGESTS.ascに登録された先頭のチェックサムを見てください。 例えば、SHA512チェックサムを取得します:

user $grep -A 1 -i sha512 install-ppc64-minimal-20141204.iso.DIGESTS.asc
# SHA512 HASH
364d32c4f8420605f8a9fa3a0fc55864d5b0d1af11aa62b7a4d4699a427e5144b2d918225dfb7c5dec8d3f0fe2cddb7cc306da6f0cef4f01abec33eec74f3024  install-ppc64-minimal-20141204.iso
--
# SHA512 HASH
0719a8954dc7432750de2e3076c8b843a2c79f5e60defe43fcca8c32ab26681dfb9898b102e211174a895ff4c8c41ddd9e9a00ad6434d36c68d74bd02f19b57f  install-ppc64-minimal-20141204.iso.CONTENTS

上記の出力では、2つのSHA512チェックサムが表示されます。1つはinstall-ppc64-minimal-20141204.isoファイルのもので、1つはそれに付随する.CONTENTSファイルです。最初のチェックサムだけが重要で、その 比較対象となるSHA512チェックサムは、以下のように生成することができます:

user $sha512sum install-ppc64-minimal-20141204.iso
364d32c4f8420605f8a9fa3a0fc55864d5b0d1af11aa62b7a4d4699a427e5144b2d918225dfb7c5dec8d3f0fe2cddb7cc306da6f0cef4f01abec33eec74f3024  install-ppc64-minimal-20141204.iso

双方のチェックサムが同一であれば、ファイルは破損していません。インストールを続行できます。

ディスクに書き込む

もちろん、ISOファイルをダウンロードしただけでは、Gentoo Linuxのインストールは始められません。ISOファイルはブートCDに書き込む必要があり、しかもISOファイルそのものではなく、ISOファイルの中身を書き込む必要があります。以下にいくつかのよく使われる方法を示します--より詳細な情報が知りたい場合はISOファイルの書き込みについてのわたしたちのFAQを見てください。

Microsoft Windowsでの書き込み

Microsoft Windowsでは、ISOファイルのCD書き込みをサポートする多数のツールが存在します。

  • EasyCD Creatorを使う場合は、FileRecord CD from CD imageの順に選択してください。次に、Files of typeISO image fileに変更してください。それから、ISOファイルの場所を見つけてOpenをクリックしてください。Start recordingをクリックすると、CD-RにISOイメージが正しく書き込まれます。
  • Nero Burning ROMを使う場合は、自動的にポップアップするウィザードを中止して、FileメニューからBurn Imageを選択してください。書き込むイメージを選択して、Openをクリックしてください。Burnボタンを押して、ほやほやのCDが焼きあがるのを待ちましょう。

Linuxでの書き込み

Linuxでは、ISOファイルのCD書き込みにcdrecordコマンドが利用可能です。これはapp-cdr/cdrtoolsパッケージに含まれます。

例えば、/dev/sr0デバイス(これはシステム上の1番目のCDデバイスです。必要ならば正しいデバイスに置き換えてください)のCDにISOファイルを書き込むには:

user $cdrecord dev=/dev/sr0 install-ppc64-minimal-20141204.iso

GUIを好むユーザーはkde-apps/k3bパッケージの一部であるK3Bを使うことができます。K3Bでは、ToolsメニューからBurn CD Imageを選択してください。それから、K3Bの指示に従ってください。

起動する

Default: Booting the installation CD on an Apple/IBM

Place the installation CD in the CD-ROM and reboot the system. Hold down the c key at bootup. A friendly message will show up together with a boot: prompt at the bottom of the screen.

Tip
Hold the left mouse button during the boot process to open the CD/DVD drive tray.

On this prompt, the default Linux kernel (called gentoo) can be booted, which will boot up from the installation CD further.

Some kernel options can be tweaked at this prompt. The following table lists the available boot options that can be added:

Boot option Description
video= This option takes one of the following vendor-specific values: radeonfb, rivafb, atyfb, aty128, nvidiafb, or ofonly. Follow this tag with the resolution and refresh rate that is needed. For instance video=radeonfb:1280x1024@75. When uncertain what to choose, ofonly will almost certainly work.
nol3 Disables level 3 cache on some Powerbooks (needed for at least the 17").
debug Enables verbose booting, spawns an initrd shell that can be used to debug the installation CD.
sleep=N Wait N seconds (where N is an integer number) before continuing. This can be needed by some very old SCSI CD-ROMs which do not speed up the CD quick enough.
bootfrom=X Where X is substituted for a another device name to from a different device.
dosshd Starts sshd. Useful for unattended installs.
passwd=foo Sets whatever is after the = as the root password. Use with dosshd for remote installs.

At this prompt, hit enter, and a complete Gentoo Linux environment will be loaded from the CD.

IBM pSeries

On the IBM pSeries, the CD should autoboot, but sometimes it does not. In that case, set up the CD-ROM as a bootable device in the multi-boot menu. If a monitor and a keyboard is attached, then the multi-boot menu can be reached by pressing the F1 key on startup. However, if the system is reached through the serial console, then press 1. Press the key when the beginning of the following line on the serial console is visible:

CODE Line at which point '1' should be pressed
memory      keyboard     network      scsi      speaker

The other option is to jump into Open Firmware and do it from there:

  1. Boot into Open Firmware: same procedure as getting into multi-boot (described a few lines above), but use F8 and 8 instead of F1 and 1.
  2. Run the command 0> boot cdrom:1,yaboot
  3. Stand back and enjoy!
Note
If the following output is displayed, then Open Firmware isn't set up correctly. Please use the multi-boot option described above:
CODE Output if Open Firmware is not set up correctly
0 > boot cdrom:1,yaboot
 ok
0 >

キーボードレイアウトを設定する

On the console, a root (#) prompt will become visible. It is also possible to switch to other consoles by pressing and holding Alt+fn then F2, F3, or F4. Get back to the initial prompt by pressing Alt+fn+F1.

When installing Gentoo on a system with a non-US keyboard, use loadkeys to load the keymap for the keyboard. To list the available keymaps, execute ls on the /usr/share/keymaps/i386/ directory:

root #ls /usr/share/keymaps/i386

選択したキーマップをロードします:

root #loadkeys be-latin1

Another common option would be the QWERTY PC110 key configuration:

root #loadkeys pc110


例外的なハードウェア構成

インストールメディアが起動するとき、すべてのハードウェア機器を検出して適切なカーネルモジュールを読み込もうとします。これは非常に多くの場合、とても良い仕事をします。しかしある場合において、システムに必要なカーネルモジュールを自動で読み込まないかもしれません。PCI自動検出機能がシステムのハードウェアを見逃した場合、適切なカーネルモジュールを手動で読み込む必要があります。

次の例は、(ある種類のネットワークインタフェイスをサポートする) 8139tooモジュールを読み込みます:

root #modprobe 8139too

追加可能: ユーザアカウント

インストール環境に他の人たちがアクセスする必要があったり、インストールメディア上で非rootユーザでコマンドを実行する(例えば、セキュリティ上の理由から、root権限無しでirssiを使ってチャットする)必要があるなら、別のユーザアカウントを作成し、強いrootパスワードを設定する必要があります。

rootパスワードを変更するには、passwdユーティリティを使ってください:

root #passwd
New password: (新しいパスワードを入力)
Re-enter password: (もう一度新しいパスワードを入力)

ユーザーアカウントを作成するためには、まずアカウントの資格情報を、次にパスワードを入力します。このために、useraddpasswdコマンドを使います。

次の例では、johnというユーザが作成されます:

root #useradd -m -G users john
root #passwd john
New password: (Enter john's password)
Re-enter password: (Re-enter john's password)

現在のrootユーザから新しく作成したユーザアカウントに切り替えるには、suコマンドを使ってください:

root #su - john

追加可能:インストール中のドキュメント閲覧

TTY

Gentooハンドブックをインストール中に見るには、最初に上記の方法でユーザアカウントを作ってください。そしてAlt+F2を押すことで新しい端末を使い始められます。

インストール中、 linksコマンドでGentooハンドブックを閲覧できます。もちろん、インターネット接続が機能し始めた瞬間からですけど。

user $links https://wiki.gentoo.org/wiki/Handbook:PPC64

元々の端末に戻るには、Alt+F1を押してください。

GNU Screen

公式 Gentoo インストールメディアにはデフォルトで GNU Screen ユーティリティがインストールされています。熟練の Linux ファンにとっては、上に書いた複数の TTY を使う方法よりも、ペインを分割してインストール指示を読むために screen を使うほうが効率がいいかもしれません。

追加可能:SSHデーモンの開始

他のユーザーがインストール中にシステムにアクセスできるようにする(インストール中のサポートをしたり、あるいは全て遠隔操作で行うため)ためには、(前述の通り)ユーザーアカウントを作成し、SSHデーモンを起動する必要があります。

OpenRC 上で SSH デーモンを始動させるためには、次のコマンドを実行します:

root #rc-service sshd start
Note
ユーザーがシステムにログオンすると、(指紋・fingerprint と呼ばれるもので) ホスト鍵を確認するようメッセージが表示されると思います。これはSSHサーバーへの最初の接続では期待される典型的な挙動です。ところが、この後の手順でシステムのセットアップが完了した後、改めてログオンしようとすると、SSHクライアントはホスト鍵が変更されていると警告します。SSH的には別のサーバー (現在インストールに使っているLive環境ではなく、新しくインストールされた Gentoo システム) にログオンしようとしているように見えるのです。この場合は画面上の指示に従い、クライアント側で記憶しているホスト鍵を更新しましょう。

sshdを使えるようにするには、ネットワークを適切に機能させる必要があります。ネットワーク設定の章を参照してください。