Translations:Genkernel/179/ja

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--[no-]splash
genkernel 製の initrd イメージで Fbsplash フレームバッファスプラッシュのサポートを有効化 (または無効化) します。fbsplash によって使用されるデフォルトテーマを上書きするには、--splash=PreferredTheme (ここで PreferredTheme/etc/splash ディレクトリの中のディレクトリのどれかの名前です) を使用してください。
--splash-res=PreferredResolution
このオプションは、システムの起動中に initrd によってサポートされるスプラッシュスクリーンの解像度を選択します。これはふたつの理由により有用です。ひとつめは、システムに関連するスプラッシュスクリーンの解像度だけを選択することができるためです。ふたつめは、initrd による不必要なディスク消費量の増加を防ぐためです。(initrd はシステムの構成に関係の無い解像度をサポートする必要が無いからです。) しかしながら、このオプションはカーネルをインストール CD のためにコンパイルする場合は省くのが最善です; これにより、すべての可能な解像度に対してスプラッシュをサポートすることができます。
--do-keymap-auto
ブートシーケンス中にキーマップの選択を強制します。
--keymap
ブート時のキーマップ選択を有効化します (例えば、LUKS コンテナパスワード入力のために)。望ましいキーマップをブートオプションで keymap の値として渡すことができます (.map を除いたキーマップファイルの名前です)。利用可能なキーマップファイルは /usr/share/genkernel/defaults/keymaps/ で見つかります。
必要なキーマップが genkernel で利用可能でない場合は、既存の sys-apps/kbd キーマップ (/usr/share/genkernel/defaults/keymaps/ で利用可能) から選択して、loadkeys --bkeymap を使って変換できます。詳しくは loadkeys の man ページを確認してください。
--lvm
システムで利用可能であれば、Logical Volume Management (LVM2) を利用したストレージへのサポートを静的バイナリから取り込みます。利用可能でない場合は、関連する (静的な) LVM2 バイナリがコンパイルされます。このオプションを有効化する前に、sys-fs/lvm2 パッケージをシステムにインストール (emerge sys-fs/lvm2) していることを確認して、Gentoo wiki の LVM の記事を再確認してください。
--dmraid
DMRAID のサポートを含めます; カーネルのデバイスマッパサブシステムを利用して RAID マッピングを作成するユーティリティです。DMRAID はソフトウェア RAID セット (例えば ATARAID) と、それに含まれる DOS パーティションを発見し、有効化し、プロパティを表示します。
--luks
Linux Unified Key Setup または LUKS のサポートを含めます。これにより、ルートファイルシステムを含む、LUKS で暗号化されたデバイスを使用できます。ブートローダ上で、暗号化されたデバイスを crypt_root の値として設定し、root を LUKS が作成する復号されたデバイスに設定してください (マウントするパスが /dev/mapper/root であれば、正しいブートパラメータは次のようになります: GRUB_CMDLINE_LINUX="... crypt_root=UUID=<crypto_LUKS uuid> root=/dev/mapper/root ...")。
--iscsi
initrd に iSCSI のサポートを追加します。
--multipath
initrd に Multipath のサポートを追加します。
--linuxrc=/path/to/the/linuxrc_file
ユーザ作成の linuxrc を指定します。linuxrc は、実際のブートプロセスに先行する、カーネルのスタートアップステージの中で初期化されるスクリプトです。デフォルトの linuxrc スクリプトは /usr/share/genkernel/ ディレクトリで見つかります。このスクリプトを使用することで、小さなモジュール化されたカーネルにブートすることが可能になります; システムにとって必要になる最小限のドライバを (モジュールとして) ロードしようとします。
--cachedir=/path/to/alt/dir
カーネルのコンパイル中に使用されるキャッシュの場所をデフォルトから上書きします。
--tempdir=/path/to/new/tempdir
カーネルのコンパイル中に genkernel によって使用される一時ディレクトリの場所を指定します。
--unionfs
initrd に Unification File System のサポートを含めます。
--mountboot
/boot ディレクトリを独立したパーティションにマウントする必要があるかどうか検出します。ブートパーティションをファイルシステムにマウントする方法についての指示のために、(必要であれば) /etc/fstab スクリプトをチェックするでしょう。
--microcode
Xen および Linux の早期マイクロコードサポートのために、Intel/AMD プロセッサのためのマイクロコードを含む早期 cpio を作成します