ハンドブック:HPPA/ブロック/カーネル

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コンパイルおよびインストール

重要
64 ビットカーネルをコンパイルする場合、まず sys-devel/kgcc64 を emerge してください。64 ビットカーネルの実行はかつて推奨されていませんでしたが、今は安全になっているはずです。疑わしい場合は、システムが 4GB 以上の RAM を備えているか、サーバが必要とする場合 (つまり A500 上の場合) のみ 64 ビットカーネルを動作させてください。

カーネルのコンフィグレーションが完了し、コンパイルとインストールをする時がきました。コンフィグレーションを終了させ、コンパイル作業を開始しましょう:

root #make && make modules_install

If building a 64-bit kernel, do this instead (it's necessary even for native builds, see here):

root #CROSS_COMPILE=hppa64-unknown-linux-gnu- make && CROSS_COMPILE=hppa64-unknown-linux-gnu- make modules_install
メモ
make -jX とすることで、ビルドを並行処理させることができます( X には、並行処理を許可するビルドプロセスの数を指定します。 /etc/portage/make.conf の説明中の、 MAKEOPTS 変数についてと同様です。

カーネルのコンパイルが終了したら、カーネルイメージを/boot/にコピーしてください。カーネルの選択に適した名前を使い、また名前を覚えておいてください。後にブートローダの設定で必要です。kernel-3.16.5-gentooを、インストールされたカーネルの名前とバージョンに置換するのを忘れないでください。

root #cp vmlinux /boot/kernel-3.16.5-gentoo