Translations:Mutt/10/ja
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メッセージを読むのと並んで、メールボックスに何があるのかを確認するために、一覧表示するのもよく行われるでしょう。この情報のために、Mutt はメッセージヘッダをダウンロードする必要があります。フォルダを頻繁に切り換えたり、フォルダが大量の e メールを含んでいる場合、メッセージヘッダを何度も何度もダウンロードするのは時間がかかります。これは単純に無駄なので、Mutt はメッセージの最重要部分を保持するいわゆるヘッダキャッシュ (USE フラグ hcache
) を使用して、フォルダを開く時間を大幅に短縮します。このヘッダキャッシュは db ライブラリによって支えられていて、db ライブラリには 5 種類が存在します: berkdb
、gdbm
、lmdb
、qdbm
、そして tokyocabinet
です。特にこだわりが無いなら、Mutt と使うと最速な lmdb
を選んでください。hcache
バックエンドのための db ライブラリ USE フラグは最大 1 つまでしか有効化できません。後で異なる db ライブラリとともに Mutt を再 emerge すれば、Mutt はフォルダを開いたときにキャッシュを自動的に再ビルドします。