Translations:Handbook:AMD64/Blocks/Booting/10/ja
From Gentoo Wiki
- acpi=on
- ACPIサポートを読み込み、自動的に acpid デーモンを起動します。システムがACPIなしでは正しく動かない場合に指定します。ハイパースレッディング対応にこのオプションを使う必要はありません。
- acpi=off
- ACPIを無効にします。APMを使う古いシステムで有用なことがあります。このオプションはCPUのハイパースレッディング機能のサポートを無効にします。
- console=X
- シリアル端末による接続を設定します。デバイス名 (ttyS0 である場合が多い) に続けて接続オプションをカンマ区切りで指定します。デフォルトのオプションは 9600,8,n,1 です。
- dmraid=X
- device-mapper RAID サブシステムに渡すオプションを指定します。Options should be encapsulated in quotes.
- doapm
- APMドライバのサポートを有効にします。
acpi=off
も併せて指定しなければなりません。 - dopcmcia
- PCMCIA および Cardbus ハードウェアのサポートを読みこみ、pcmcia cardmgr を自動的に起動します。このオプションはPCMCIA/Cardbus デバイスから起動する場合にのみ必要です。
- doscsi
- ほとんどのSCSIコントローラのサポートを読み込みます。大抵のUSBデバイスはカーネルのSCSIサブシステムを使用するため、そのようなデバイスからの起動にも必要です。
- sda=stroke
- BIOSが大容量ディスクを扱えない場合でも、ハードディスク全体をパーティションできるようにします。このオプションは古いBIOSを使うシステムでのみ使用します。sda を対象のデバイス名に置き換えてください。
- ide=nodma
- DMAを強制的に無効にします。一部のIDEチップセットとCDROMドライブで必要になることがあります。もしIDE接続のCDROMドライブの読み取りに問題が発生する場合、このオプションを試してみてください。このオプションを指定するとデフォルトの hdparm 設定も実行されなくなります。
- noapic
- 最近のマザーボードに搭載されている Advanced Programmable Interrupt Controller を無効にします。この機能は古いハードウェアで問題が起きることが知られています。
- nodetect
- CDによる全ての自動検出を無効にします。これにはデバイスの自動検出やDHCPの検出が含まれます。CDやドライバがうまく動かない時のデバッグに使います。
- nodhcp
- 検出されたネットワークカードでのDHCP検出を無効にします。静的なアドレスのみで構成されるネットワークに便利です。
- nodmraid
- device-mapper RAID のサポートを無効にします。オンボード IDE/SATA RAID コントローラーを使う場合などに使います。
- nofirewire
- Firewareモジュールの読み込みを無効にします。起動時にFirewireハードウェアが問題を起こす場合にのみ使うべきです。
- nogpm
- gpm による端末上でのマウスサポートを無効にします。
- nohotplug
- hotplug / coldplug init script の読み込みを無効にします。CDやドライバがうまく動かないときのデバッグに使います。
- nokeymap
- US配列以外のキーボードレイアウト向けのkeymap選択を行いません。
- nolapic
- ユニプロセッサ環境でのローカルAPICを無効にします。
- nosata
- シリアルATAモジュールの読み込みを行いません。SATAサブシステムで問題が発生する場合に使います。
- nosmp
- 対照型マルチプロセッシング (SMP) が有効なカーネルでは、これを無効化します。一部ドライバやマザーボードで発生するSMP関連の問題のデバッグに使います。
- nosound
- サウンドサポートと音量調整を無効にします。サウンドサポートが問題を起こす場合に使います。
- nousb
- USBモジュールの自動読み込みを無効にします。USBの問題をデバッグする際に使います。
- slowusb
- IBM BladeCenterのような低速なUSB CDROM向けに、起動時の待機時間を延ばします。