Stage tarball

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stage tarball は Gentoo Linux のインストールに使用される基礎ファイルからなるアーカイブです。stage tarball は適切な specs ファイルを使用して、catalyst で生成することができます。

stage1 および stage2 の tarball は開発目的にのみ使用され、ユーザの使用を意図したものではありません。

Stage 1

stage 1 tarball は packages.build ファイルから生成されます。各システムプロファイルに対して、packages.build ファイルはわずかに異なるかもしれません:

  • var/db/repos/gentoo/profiles/arch/riscv/packages.build
  • var/db/repos/gentoo/profiles/default/linux/musl/packages.build
  • var/db/repos/gentoo/profiles/default/linux/packages.build
  • var/db/repos/gentoo/profiles/default/linux/uclibc/packages.build
  • var/db/repos/gentoo/profiles/features/musl/packages.build
  • var/db/repos/gentoo/profiles/features/uclibc/packages.build
  • var/db/repos/gentoo/profiles/targets/systemd/packages.build

Stage 2

stage 2 tarball は一点を除き stage 1 tarball と同じパッケージを含んでいます。その一点とは、stage 2 tarball は stage 1 tarball からコンパイルされている点です。これは stage 1 tarball が自身を再生産するのに必要なツールチェーンを含んでいることを確実にするためです。

Stage 3

stage 3 tarball は stage 2 tarball からコンパイルされますが、system セットを含んでいます。Portage ではこの基礎パッケージのセットを、@system セット演算子を使用して参照することができます。

サブプロファイルを除く、すべてのプロファイルの system セットに使用された基礎ファイルは /var/db/repos/gentoo/profiles/base/packages で確認できます。

アーキテクチャごとに提供される stage 3 tarball はダウンロードページで入手できます。これらは distfiles.gentoo.org 上でホストされています (<アーキテクチャ>/autobuilds/ にあります)。

Gentoo ハンドブックに書かれている stage 3 tarball のダウンロードと展開の操作によって、ほとんど完全で、ほとんど機能するシステムがインストールされます (まだ欠けている最重要パーツはカーネルとブートローダです)。

Stage 4

amd64 アーキテクチャのための公式の stage 4 tarball が、2016 年 1 月に distfiles.gentoo.org利用可能になりました。これらの tarball はカーネルとブートローダを含んでおり、ブート可能なシステムを提供しています。しかしながら自動的なネットワーク検出を試みないので、ミニマルインストール CD または Gentoo LiveDVD と stage3 tarball から始まる、ハンドブックに基づく通常のインストール手順を置き換えることを目的とはしていません。 (LiveDVD は、Gentoo をインストールすることなく、完全に動作する Gentoo デスクトップシステムを入手するのに使うことができます。適切なコマンドが使える場合は LiveUSB を使うこともできます。)

仮想マシンプロビジョニングのプロセスを支援するために、クラウド stage 4 が製作されました。これらの stage 4 ファイルは diskimage-builder (app-emulation/diskimage-builder で利用可能) とともに使うことができます。詳しい情報については Gentoo 上流の READMEdiskimage-builder 公式ドキュメントをお読みください。

外部の情報