KDE

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KDEとは、人気のPlasmaデスクトップ環境を含む、豊富なアプリケーションを開発しているフリーソフトウェアコミュニティです。

Gentoo の KDE サポートは、大量の KDE ベースのソフトウェアの他にも、KDE Frameworks、Plasma、Applications と多岐に渡って非常に優れています。

必要条件

プロファイル

重要
プロファイルの変更を実行する前に、関連するドキュメントを読んでください。

必ずしも必要ではありませんが、容易なインストールと快適なKDEの利用ために適切なprofileを選択することを推奨します。profileが多数のグローバルまたはパッケージ特有のUSEフラグをセットしてくれるためです。

最も適したプロファイルを選択するには、まず利用可能なものをリストします。

root #eselect profile list
  ...
  [1]   default/linux/amd64/17.1 (stable)
  [2]   default/linux/amd64/17.1/selinux (stable)
  [3]   default/linux/amd64/17.1/hardened (stable)
  [4]   default/linux/amd64/17.1/hardened/selinux (stable)
  [5]   default/linux/amd64/17.1/desktop (stable)
  [6]   default/linux/amd64/17.1/desktop/gnome (stable)
  [7]   default/linux/amd64/17.1/desktop/gnome/systemd (stable)
  [8]   default/linux/amd64/17.1/desktop/plasma (stable)
  [9]   default/linux/amd64/17.1/desktop/plasma/systemd (stable)
  ...

それから、X を適切なプロファイル番号で置き換えて正しいプロファイルを選択します:

root #eselect profile set X

Plasma デスクトップ環境には、OpenRC なら desktop/plasmasystemd なら desktop/plasma/systemd を選んでください。プロファイルでセットされるもの以外の USE フラグの組み合わせも (特に KDE Plasma デスクトップ環境全体ではなくて選択したアプリケーションを実行する場合は) 技術的には可能かもしれませんが、サポートされていなかったり、検証されていなかったり、あるいは予期しない機能喪失を引き起こすかもしれないことに注意してください。

サービス

これらのサービスは、先ほど選んだ profile によるデフォルトのものが - 以下の章でのインストール作業で - 自動的に導入されますが、それでも KDE Plasma を初めて開始する前に正しくセットアップする必要があります。デフォルトから外れたい場合には KDE Plasma や KDE Release Service に先立って emerge --oneshot を使ってそれらをインストールし、Portage がそれらを考慮に入れることができるようにすることをお勧めします。これらのサービスをセットアップする方法については以下のリンクをたどってください。

セッショントラッカー

これらのうち1つだけを選択します:

  • elogind: OpenRC やその他の init システムとともに使用するために systemd プロジェクトから抽出された、desktop/plasma プロファイルでデフォルトとなっている、スタンドアローンの logind パッケージ。
  • systemd: systemd の一部であるセッショントラッカーを使用します。systemd のユーザーは、ここではこの他のものに取り組む必要はありません。

デバイスマネージャー

ヒント
デフォルトでは、OpenRC システム上では systemd-utils が使用され、systemd システム上では systemd が使用されます。プロバイダを変更したくないユーザは、このステップを飛ばすべきです。

これらのうち1つだけを選択します:

  • udev: udev による Linux の動的かつ一貫したデバイス命名のサポートを有効化します。
  • eudev: 以前のカーネルや各種ツールチェーンとのよりよい互換性を求めた udev のフォーク。もう Gentoo によって保守されてはおらず、非推奨です。
  • systemd: systemd の一部であるデバイスマネージャーを使用します。systemd のユーザーは、ここではこの他のものに取り組む必要はありません。

その他

  • D-Bus: D-Bus メッセージバスシステムの使用を有効化します。
  • polkit: システム全体のサービスへの権限を管理する polkit フレームワークを有功化します。
  • udisks: ストレージ関係のいくつかのサービスのサポートを有効化します。

X サーバー

X 環境をセットアップするには X server の記事を読み、その手順に従ってください。

Plasma

Plasma 5 は現在の世代の KDE のデスクトップ環境で、Qt 5 と KDE Framework 5 に基づいています。Qt 6 と KDE Frameworks 6 に基づく Plasma 6 は活発な開発段階にあり、Gentoo でのパッケージ化は現在進行中です。

入手可能なバージョン

KDE Gentoo ebuild リポジトリ ステータス
KDE Plasma 5.27.10 kde-plasma/plasma-meta-5.27.10 gentoo Stable for amd64, arm64, and x86; Testing for arm, loong, ppc64, riscv
KDE Plasma 5.27.11 kde-plasma/plasma-meta-5.27.11 gentoo Testing for amd64, arm, arm64, loong, ppc64, riscv and x86
KDE Plasma 6.0.1 kde-plasma/plasma-meta-6.0.1 gentoo Masked, testing for amd64
KDE Plasma 6.0 stable branch kde-plasma/plasma-meta-6.0.49.9999 KDE Live version
KDE Plasma 6 master branch kde-plasma/plasma-meta-9999 KDE Live version
メモ
続ける前に、Plasma プロファイルを選択していることを確認してください。

インストール

USE フラグ

kde-plasma/plasma-meta パッケージが完全な Plasma デスクトップを提供しており、多数の USE フラグによって設定可能です:

USE flags for kde-plasma/plasma-meta Merge this to pull in all Plasma 6 packages

accessibility Add support for accessibility (eg 'at-spi' library)
bluetooth Enable Bluetooth Support
browser-integration Enable integration with Chrome/Firefox with browser extensions
colord Enable kde-plasma/kwin color management via x11-misc/colord
crash-handler Pull in kde-plasma/drkonqi for assisted upstream crash reports
crypt Pull in kde-plasma/plasma-vault for encrypted vaults integration
cups Add support for CUPS (Common Unix Printing System)
desktop-portal Enable sys-apps/xdg-desktop-portal backend implementation for Plasma
discover Pull in resources management GUI; a centralised GHNS alternative and optional sys-apps/fwupd frontend
display-manager Pull in a graphical display manager
elogind Enable session tracking via sys-auth/elogind
firewall Pull in kde-plasma/plasma-firewall for system firewall administration
flatpak Pull in kde-plasma/flatpak-kcm for flatpak permissions administration
grub Pull in Breeze theme for sys-boot/grub
gtk Enable Breeze widget style and system settings module for GTK+
handbook Enable handbooks generation for packages by KDE
kwallet Enable support for KWallet auto-unlocking via kde-plasma/kwallet-pam
legacy-systray Add support for legacy applications using kde-plasma/xembed-sni-proxy
networkmanager Enable net-misc/networkmanager support
oxygen-theme Pull in Oxygen icons, sound theme and visual style for KDE Plasma
plymouth Pull in Breeze theme for sys-boot/plymouth
pulseaudio Install Plasma applet for PulseAudio volume management
qt5 Pull in required packages for seamless integration of KF5/Qt5-based applications
sddm Pull in the x11-misc/sddm display manager and system settings module
sdk Pull in kde-plasma/plasma-sdk for Plasma development
smart Pull in kde-plasma/plasma-disks for disk health monitoring
systemd Enable use of systemd-specific libraries and features like socket activation or session tracking
thunderbolt Pull in kde-plasma/plasma-thunderbolt control center module
unsupported Allow packages that are known to ruin runtime experience ** DO NOT FILE BUGS WITH THIS ENABLED **
wacom Pull in kde-plasma/wacomtablet control center module
wallpapers Install wallpapers for the Plasma Workspace
webengine Use kde-apps/khelpcenter to access the locally installed KDE Help System Handbook
xwayland Enable Wayland windows screensharing to XWayland applications via gui-apps/xwaylandvideobridge

emerge

root #emerge --ask kde-plasma/plasma-meta

代わりに、kde-plasma/plasma-desktop はとても基本的なデスクトップを提供しており、ユーザーは必要な、あるいは自身が足りていないと気付いた機能の追加パッケージのみを自由にインストールすることができます。

警告
kde-plasma/plasma-desktop のみをインストールする場合、kde-plasma/powerdevil (電源管理、サスペンドやハイバネートのオプション) や kde-plasma/systemsettings や、その他 KDE Plasma が機能するのに必要な多数の重要なパッケージが含まれないことに注意してください。このパッケージは、機能する環境を確保するためには追加の KDE パッケージのインストールが必要になるであろうことを理解した上で使用すべきものです。このパッケージを使う場合、サポートは期待しないでください。

Plasma を開始する

ディスプレイマネージャ

SDDM (Simple Desktop Display Manager) がおすすめのログインマネージャーで、デフォルトで kde-plasma/plasma-meta を通じて自動的に導入されます。これが推奨のオプションです。代わりに、-sddm USE フラグを kde-plasma/plasma-meta に設定することで導入される LightDM を使用することもできます。選択に応じて適切に /etc/conf.d/display-manager の設定を変更してください。さらなる問題が起こった場合には SDDM のページを読んでください。

ディスプレイマネージャーを使用しない

Plasma は startx を使った昔ながらの方法で開始することもできますが、有効なセッションを確実に得られるようにするために追加の手順を踏む必要があります。

ファイル ~/.xinitrc
#!/bin/sh
exec dbus-launch --exit-with-session startplasma-x11

Wayland を使用する場合、Plasma は dbus-launch --exit-with-session startplasma-wayland で起動できます。

ログインしたときに実行される、ユーザのプロファイルファイルに以下を追加することもできます:

ファイル ~/.profile
#!/bin/sh
dbus-launch --exit-with-session startplasma-wayland

ウィジェット

kde-plasma/kdeplasma-addons パッケージ(kde-plasma/plasma-meta によって既に導入済み)には多くの有用なウィジェットが含まれています:

root #emerge --ask kde-plasma/kdeplasma-addons

システムトレイ

Plasma は systray アイコンについて StatusNotifier 仕様を使用しています [1]。すべてのアプリケーションがこの新しいシステムに移植されているわけではないためいくつかの回避策 [2] があり、また Plasma は古い xembed ベースのシステムトレイアイコンを StatusNotifier のアイコンに変換する手段も持っています。

レガシーサポートは、kde-plasma/xembed-sni-proxy を導入する legacy-systraykde-plasma/plasma-meta でセットすることで有効になります。

ファイル /etc/portage/package.use/kde-plasma-settingskde-plasma/plasma-meta の USE フラグを変更する
# xembed system tray support for legacy applications
kde-plasma/plasma-meta legacy-systray

Pidgin

net-im/pidginx11-plugins/pidgin-indicator を必要とします。インストールが終わると Ubuntu Indicator プラグインが Tools | Plugins に表示されます。

KWallet

多くのユーザーは、ログイン後に(無線)ネットワーク接続を追加する時や kde-apps/kmail でEメールアカウントを追加する時に Plasma の暗号化されたパスワードストレージである kde-frameworks/kwallet を紹介されるでしょう。

Kwallets の管理やパスワードのインポート、エクスポートが行える、kde-apps/kwalletmanager があります:

root #emerge --ask kde-apps/kwalletmanager

KWallet の自動アンロック

kde-plasma/kwallet-pam はログインの後に続いて kwallet へのアクセスのためにパスワードを尋ねられないようにする仕組みを提供します。

root #emerge --ask kde-plasma/kwallet-pam

以下のセットアップが必要です:

  • Kwallet のセキュリティのため、GPG ではなく古典的な blowfish 暗号を使用する
  • ログインと kwallet で同じパスワードを選ぶ
  • ディスプレイマネージャーを PAM をサポートするように設定する - x11-misc/sddmx11-misc/lightdm はどちらもこの要件を満たします:
ファイル /etc/pam.d/sddmSDDM を通じた KWallet PAM アンロックの設定
-auth           optional        pam_kwallet5.so
-session        optional        pam_kwallet5.so auto_start
メモ
LightDM では代わりに /etc/pam.d/lightdm を編集する必要があります。
メモ
ユーザーの KWallet ファイルを含むファイルシステムがログオンの際に pam_mount によってマウントされている場合、~/.local/share/kwalletd/kdewallet.salt を root ファイルシステムの同じパスにコピーしておく必要があるでしょう。そうしないと、PAM はホームディレクトリーが利用可能になる前に KWallet をアンロックしようとして失敗します。暗号化された KWallet パスワードを実際に格納している ~/.local/share/kwalletd/kdewallet.kwl ファイルについてはコピーする必要はありません。

KWallet の無効化

KWallet サブシステムを完全に無効化するには以下のファイルを編集します:

ファイル ~/.config/kwalletrc
[Wallet]
Enabled=false

SSH/GPG エージェントの開始/終了スクリプト

ssh-agent のスクリプトは /etc/xdg/plasma-workspace/env/etc/xdg/plasma-workspace/shutdown に置かれています。終了スクリプトは source されるものではないので、実行可能ビットを必要とします。これについては Keychain の記事により詳しい情報があります。

ダイアログのための非 root ユーザ認証

プリンタ、無線ネットワークの追加、ユーザの追加など、一部の KDE のダイアログには管理者認証が必要です。認証は sys-auth/polkit を介して処理され、app-admin/sudo から独立して扱われます。Gentoo のデフォルトでは root アカウントが唯一の管理者で、ユーザアカウントが sudo を介して root コマンドを実行できたとしても、これらの KDE ダイアログの認証は失敗するでしょう。

net-misc/networkmanager を利用した無線ネットワークの追加は、Gentoo パッケージの一部である、plugdev グループに属するすべてのユーザのアクセスを許可する polkit ルールによって、すでに許可されています。他のダイアログについては、手動で挙動を設定する必要があります: wheel グループのすべてのユーザを管理者にする必要がある場合は、/usr/share/polkit-1/rules.d/50-default.rules のコピーを作成して、50 より小さい数で始まるファイル名に変更し、return ["unix-user:0"] の行を次のように編集してください:

ファイル /etc/polkit-1/rules.d/49-wheel.rules管理者 wheel グループ
polkit.addAdminRule(function(action, subject) {
    return ["unix-group:wheel"];
});

ルール設定についてのさらなる詳細は Polkit wiki ページにあります。

GUI アプリケーションを root 権限で実行する

警告
通常ユーザーを関連グループに追加したりコマンドを単に特権なしで実行したりすることに比べて、GUI アプリケーションを root 権限で実行するのはとても悪い考えです。kdesu は絶対に必要な時にのみ使用するようにしてください。

KDE Plasma にはグラフィカルなプログラムを root 権限で開始するためのユーティリティーがあります。kde-plasma/kde-cli-tools で提供されています - これを kdesu USE フラグとともにビルドすると kde-frameworks/kdesu へのグラフィカルフロントエンドがインストールされます。これは Xorg を必要とし、X の中でのみ機能します[3]

ファイル /etc/portage/package.use/kde-plasma-settingskde-plasma/kde-cli-tools の USE フラグを変更する
# Build graphical frontend for kde-frameworks/kdesu (requires X)
kde-plasma/kde-cli-tools kdesu X

変更を適用するために、忘れずにパッケージを再ビルドしてください:

root #emerge -1 kde-cli-tools

これは KRunner または端末エミュレーターから kdesu を実行することで使用できます:

user $kdesu <program-name>

root パスワードを尋ねるメッセージダイアログが表示されます。

メモ
kwrite や dolphin などいくつかのアプリケーションは、セキュリティ上の理由から kdesu によって開かれるのを拒否します。
メモ
デフォルトでは kdesu は内部的に su を利用していますが、これはユースケースによっては好ましくないかもしれません。kdesurc を変更することで、sudo または他の sudo 互換コマンドを利用することができます:
ファイル $XDG_CONFIG_HOME/kdesurckdesu 内で su ではなく sudo を利用する
[super-user-command]
super-user-command=sudo

ファイル

XDG 標準ディレクトリが KDE Plasma と KDE アプリケーションのために使用されています:

  • $XDG_CONFIG_HOME (デフォルトでは $HOME/.config) - 設定ファイル
  • $XDG_DATA_HOME (デフォルトでは $HOME/.local/share) - アプリケーションデータ

削除

KDE Plasma とその依存を削除するための最初のステップは、kde-plasma/plasma-meta を unmerge することです。この時点ではまだシステムからどんなファイルも削除しないので、デスクトップ環境は動作し続けるでしょう:

root #emerge --ask --depclean --verbose kde-plasma/plasma-meta

次のステップでは、/etc/portage ディレクトリ内の package.maskpackage.unmask そして package.accept_keywords から KDE Plasma 固有のエントリを探索し、それらを消すのがよいでしょう。

最後に、Plasma パッケージとその依存をすべてアンインストールするためのコマンドを実行してください。実行中のすべての Plasma セッションから事前に抜けておくのがよいでしょう:

root #emerge --ask --depclean  
警告
これは KDE Plasma だけでなく、@world に登録されていない (または依存されていない) 他のすべてのパッケージも削除することに注意してください。先に進む前に、削除されるパッケージの一覧をよく読むのがよいでしょう。それか、すでにシステムで不要になっているパッケージの概要を確認するために、このコマンドを kde-plasma/plasma-meta の unmerge より先に実行しておいてください。

アプリケーション

KDE Gear は Qt/KDE Frameworks に基づく様々なアプリケーションとサポートライブラリからなっています。

入手可能なバージョン

KDE Gentoo ebuild リポジトリ ステータス
KDE Gear 23.08.5 kde-apps/kde-apps-meta-23.08.5 gentoo Stable for amd64, arm64, ppc64 and x86
KDE Gear 24.02.0 kde-apps/kde-apps-meta-24.02.0 gentoo Masked, testing for amd64
KDE Gear 24.02 stable branch kde-apps/kde-apps-meta-24.02.49.9999 KDE Live version
KDE Gear master branch kde-apps/kde-apps-meta-9999 KDE Live version

KDE Release Service は以下のメタパッケージに分かれています:

パッケージ名 説明
kde-apps/kdeaccessibility-meta アクセシビリティアプリケーションおよびユーティリティー。
kde-apps/kdeadmin-meta システムの管理に役立つ管理用ユーティリティー。
kde-apps/kdecore-meta ファイルブラウザ、エディタ、端末エミュレーターなどの基本的なアプリケーション。
kde-apps/kdeedu-meta 教育用アプリケーションとゲーム。
kde-apps/kdegames-meta 標準的なデスクトップゲーム。
kde-apps/kdegraphics-meta 画像ビューワー、カラーピッカーなどのグラフィックアプリケーション。
kde-apps/kdemultimedia-meta オーディオおよびビデオの再生アプリケーション、サービス。
kde-apps/kdenetwork-meta ネットワークアプリケーションや VNC サービス。
kde-apps/kdepim-meta メーラー、アドレス帳、予定管理などの PIM アプリケーション。
kde-apps/kdesdk-meta さまざまな開発ツール。
kde-apps/kdeutils-meta アーカイバー、電卓などの標準的なデスクトップユーティリティー。

インストール

kde-apps/kde-apps-meta パッケージが完全な Release Service バンドルを提供します:

root #emerge --ask kde-apps/kde-apps-meta

すべてのパッケージが必要ではない場合、代わりに上のリストから 1 つまたは複数のより小さなメタパッケージを選ぶこともできます。別の方法として、kde-apps/kde-apps-meta によってインストールされるアプリケーションの数を減らすために USE フラグを使うこともできます。

地域化

Plasma や Applications はパッケージ毎に地域化されたリソースを含んでいます。システム設定でお望みの地域化設定を有効にしてください。

KDE PIM

KDE PIM はメール、カレンダー、連絡先その他を含む個人的な情報を管理するためのアプリケーションスイートです。これにはいくつかのオプションの実行時依存関係があり、機能を拡張することができます:

Frameworks

KDE Frameworks は KDE Plasma や KDE Gear (applications) の基礎を提供するライブラリやソフトウェアフレームワークの集まりですが、どのような Qt アプリケーションからでも活用できます。

Frameworks はその大部分がライブラリーでありユーザー向けの機能をほとんど提供しないため、手動でインストールする必要はありません - 必要なパッケージは依存関係として自動的に導入されます。

入手可能なバージョン

KDE Gentoo ebuild リポジトリ ステータス
KDE Frameworks 5.115.0 kde-frameworks/*-5.115.0 gentoo Stable for amd64, arm64, and x86; testing for arm, loong, ppc64 and riscv
KDE Frameworks 6.0.0 kde-frameworks/*-6.0.0 gentoo Masked, testing for amd64
KDE Frameworks 5 (kf5) branch kde-frameworks/*-5.239.9999 KDE Live version
KDE Frameworks 6 (master) branch kde-frameworks/*-9999 KDE Live version

さらなる KDE ソフトウェア

ほとんどの重要な KDE アプリケーションは Gentoo ebuild リポジトリに含まれており、その多くは kde-appskde-misc カテゴリーにあります。

トラブルシューティング

サブ記事のトラブルシューティングを参照してください。

関連項目

外部リンク

参照